ニューシニアのライフ・スタイル「フロンティアエイジ」

Friday, January 27, 2012

運命の子

フロンティアエイジ1月号 第7面より

親の仇を親として育った15年

 陳凱歌監督の新作「運命の子」が公開

 「さらば、わが愛/覇王別姫」などで知られる名匠チェン・カイコー(陳凱歌)監督の最新作「運命の子」が公開される。司馬遷の「史記」に記され、京劇などでも親しまれてきた「趙氏孤児」の物語が大胆に改変され、現代にも通じる人間ドラマとしてよみがえる。

 約2600年前、中国春秋時代の晋の国。君主を殺した武官の屠岸賈(とがんこ)は、その罪を宰相の趙盾(ちょうじゅん)に着せて趙一族の皆殺しを図る。君主の妹で趙の息子に嫁いでいた荘姫(そうき)は騒ぎの中で男児を出産、立ち会った医師・程嬰(ていえい)にその子を託して自害する。屠の赤子狩りが始まり、自身の子を妻もろとも殺された程嬰はそれが荘姫の子と勘違いしてのことと知り、託された子に程勃(ていぼつ)と名づけて屠の家臣となり、屠に後見親を頼む。

 「父上」と呼んで慕う程勃を可愛がる屠。それは「愛が深ければ深いほど、受ける傷は深いはず」と、程嬰が長い時間をかけて果たそうとする復讐の計画。そして15年が過ぎ、運命の子がついに自らの出生の秘密を知る時が訪れる・・・。128分。14日から梅田ガーデンシネマ(TEL06・6440・5977)で公開。

ニューシニアの情報新聞「フロンティアエイジ」
オフィシャル・ホームページ http://www.f-age.com/

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